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降誕と羊飼い

西暦の1月1日は、イエス・キリストの命名式、誕生後の7日目とされています。ですから、1月1日はクリスマスの1週間後なのです。

 今年(2003年)は未年ですね。そういえば、イエス・キリストの誕生はベツレヘム郊外で野宿していた羊飼いたちに真っ先に知らせられたとルカによる福音書には記されています。
 メシヤ(救い主)と羊飼い。両者の間にはまるで繋がりがなく、ミス・マッチでアンバランスな感じがします。 でもそれは、教会に関係が無いと思っていた人たちがひょんなことから聖書や教会に出会い、 聖霊によってバプテスマ(洗礼)を受け、キリストと共に新たな命を受けるに到る経緯に似ています。

 この文章を読んでいただいている方の中には「私は教会とは無縁」と思っていられる方もあると思います。 でも、イエス・キリストの誕生はすべての人に向かって現れた出来事です。「私のためであった」と感じられる時がやってくるかもしれません。

 教会の門はあなたに向かって開かれています。どうぞおこしください。